
久しぶりに安さん34GT-Rの登場です。
「洗車しようと思ってエンジンをかけようとしたら掛からないんですけど・・・」と
朝の8時ごろに電話が有りました。
JAFで運んでもらうことにしました。
後はこの日休みのまさやんと私と安さんと三人で当店ガレージの中に入れてリフトアップしました。
追加ポンプはやはり製作から約10年近くたって居るので、非常に吐出量が落ちていると見られ、
鈍い作動音でした。点検していくうちに、このポンプの吐出が落ちているだけではエンジンが掛かるはずなのです・・・
「何と純正タンク内のポンプが作動していない!!」という結論が出ました。

外してみることにしました。この画像を見てください。
ステーは錆でボロボロ、ストレーナーは不純物でぐっちゃぐちゃ。
当然錆によりポンプは死んでいました。
ポンプだけでの交換では心配なので、ステー及び配管も全て新品にしました。
「ギュイーン」とセルを回すと明らかに今までとは違う力強い音がしました。
イグニッションをONにすると「ブオーン」と一発で始動しました。
燃料漏れが無いか各部を細かく点検した後、試運転してみることにしました。
前よりも増して鋭い加速をする安さんの34GT-Rでした。
みなさんもエンジンの始動が悪いときや加速が鈍いときは燃料ポンプの吐出が落ちているかもしれません。
たまにはプロショップに出向いて点検してもらうことをお勧めします。
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