
前回送られてきたデフケースを分解してからの続きです。
バッククラッシュを測定してみましたが、何とか基準内なのでほっとしました。
まずは、ノーマルのデフからリンクギアを取り外しました。

取り外したデフケースとカバーは洗浄することになります。
今回、装着したのはRX-7 FD3Sで有名な関西にある、藤田エンジニアリング製です。
その名も、「魔王スペック!!」です。これはカーツ製LSDの特注品です。
内容はマル秘だそうです・・・

取り外したリンクギアを洗浄後、LSDに装着します。

その後は分解した手順の逆で元通りにしていきます。ここで厄介なのは、分解前に測定したバッククラッシュ寸法を
基準内に収めることです。今回は片側1枚のシム交換で何とか基準内の測定値に収まりました。
あとは液体パッキンを塗布してケースカバーをつけて完了です。

次の作業はドライブシャフトが入るところのオイルシールを左右とも新品に交換して作業は完了となります。
3時間ほど液体パッキンを乾かして梱包作業を済ませて後は発送を待つのみとなりました。
走行インプレッションは当社では今回行えませんが、きっといい結果が出ると期待しています。
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