
近くに住むEくんのクラッチ交換となりました。
走行距離が10万Km超えて一度もオーバーホールされておりませんでした。

案の定ベアリングはさび付いてびくともしませんでした。
ミッションケース内も錆とクラッチの削れカスでドロドロでした・・・

ノーマルのクラッチディスクを外してみるとクラッチの残量がほとんどありませんでした。
交換時期はとっくに過ぎている様子でした。
今回装着したのはEXEDY製のビッグサイズタイプです。
これで圧着力も増し、容量も増えたので当分は大丈夫だと思います??

さび付いたベアリングは当然新品に交換しました。
どろどろだったミッションケース内もこのようにピカピカに洗浄し、作動部はグリスアップしておきました。
この車両はクラッチワイヤー式なのでクラッチの切れるタイミングをある程度は好みの位置に設定することができます。
今まではかなりクラッチミートの位置が近かったので少し遠くにしてみました。
テストしてみるとかなりクラッチワークが楽になったと思います。

当然、ドライブシャフトの入るミッション側のシールも10万Km以上交換されていないので今回は左右とも新品に交換しました。

最後にドライブシャフトを挿入することになりますが、ドライブシャフトからグリスがかなりはみ出ていたので
ブーツのバンドを新しいものに交換し、しっかりと締めなおしておきました。
これで作業はひと通りおしまいです。走行してみるとクラッチワークが非常に軽くなり、ミートポイントもわかりやすくなったので
疲労度は激減すると思います。
ここまでやって丸一日の作業です。
エッセL235Sにお乗りの方でそろそろクラッチ交換の時期が来ている車両があれば遠慮なくご連絡ください。
スピーディーに交換させていただきます。
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