
いよいよ次の工程に入りました。まずは面研されたヘッドに傷をつけないようにマスキングをします。

左側がノーマルのバルブスプリング、右側が強化スプリングです。
ノーマルは細く長くして柔らか目の設定ですが、強化スプリングは太くて短めの仕様になっています。
なぜかというと、○○○の為です・・・
今回はバルブとバルブスプリングでヘッドの完成をさせる一日です。

バルブスプリングの下に入れるスプリングシートです。右側にあるのが新品のバルブステムシールです。
このゴムが劣化してしまうと、オイル下がりの原因になります。

まずはバルブステムシールを自作の専用工具で打ち込みます。
高さを揃えるためにはかなりコツが要ります。
16本作業するにも一苦労です。

この工具はヘッドにバルブスプリングを固定する為の工具ですが、もう廃盤になってしまいました。
もう、10年以上使用している相棒です・・・

この工具を使用して、バルブリテーナーにコッターピンを装着していきます。
このとき、バルブスプリングを全力で押し縮めないといけないのでかなり疲れます。
今日はこの辺でおしまいです。
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