
本日はN君の車検の為のマーチの整備となりました。
走行距離が約15万Kmも走っている12SRです。不具合が出ないわけがありません。
一通りの点検整備を行った後に、いよいよ本題の加速不良の対策をしていきたいと思います。

この12マーチではよくある症状です。
スロットル本体がクリーナーケース本体に取り付けられているため、ターンしてくるブローバイガスでスロットル本体が
スラッジでドロドロになっています。
クリーナーボックスからスロットル本体を取り外し、専用の洗浄液でスロットル本体を丸洗いします。
当然、エアクリーナーも新品に交換です。
画像にはありませんが、エアフロ本体も新品に交換しました。
この車両の厄介なところはスロットルを取り外し後、再度エンジンを始動させるためにはスロットル学習をさせなければ
アイドリングしません。この作業は結構手間が掛かります。
何とかセットアップも完了し、試運転してみますと、アイドリング不調もピタリと治まり、スロットルもきっちり開くようになりました。
今までにない加速を得ることが出来ました。
皆さんも調子の悪いときはスロットルを疑ってみては・・・
アスペクト ホームページ
スポンサーサイト